安っぽく見せない!フェイクグリーンを高見えさせる簡単テクニック

管理の手間がかからず、手軽に部屋に緑を取り入れることができる”フェイクグリーン”ですが、お店で見かけたときに「本物そっくり!」とつい勢いで購入してしまう方も多いと思います。最近では、100円ショップを始め、ホームセンターやインテリアショップで数多くのフェイクグリーンが売られていますもんね。ですが、いざ部屋に飾ってみると「ちょっと偽物感が…」「安っぽく見えてない…?」と不安になっているのではないでしょうか。そんな方の為に、今回はフェイクグリーンが安っぽく見えてしまう原因から、高見えさせる簡単な方法まで、考え方やインテリアのポイントを踏まえて解説します。どんな商品にでも通用する、再現性の高い方法を紹介するので、勢いで買ってしまったフェイクグリーンを捨ててしまう前に、是非試してみてくださいね。

目次

すべてのフェイクが安っぽいわけじゃない

フェイクグリーンはすべて安っぽく見えてしまうのかと言われれば、そうではありません。専門店の高品質な商品の場合、隣に並べても遜色ないと言われる物も数多くあります。今ではショッピングモールや映画館、美容院にレストラン等、数多くの施設やお店でフェイクグリーンは使われています。先日家族でららぽーとに出かけた時、いつも自然な植物だと思っていた木がフェイクだったのに気づいたときには驚きました。普段自然な植物に触れる機会が多い私でも気づかないほどリアルなものはあります。
実際に一度、専門店のサイトで高品質なフェイクグリーンをご覧になってみてください。サイト上でズームすることができるので細部のディテールまで確認することができますよ。

安っぽくみえてしまうフェイク

なぜあなたがお持ちのフェイクグリーンは安っぽく見えてしまうのか?フェイクグリーンを選ぶ上で、最も重要なのが質感と色合いです。近年のフェイクグリーンは技術の進化により、本物に近い質感とディテールが再現されています。しかし、安価な製品や質の低いものは、人工的な光沢や色の不自然さが目立ち、いかにもフェイクという印象を与えてしまいます。

質感に関して注目するべきは、葉の表面のディテールです。例えば、葉脈のリアルさや、表面の艶を抑えたマットな質感のものは、自然な見た目に近づきます。安価なものは葉脈の表現がすべて均一だったり、茎部分のプラスチック感が目立ってしまっています。

色合いについても、自然な色のグラデーションがあるかがリアルさを感じるポイントです。例えば、葉の付け根部分は濃い緑、先端に行くほど薄い緑や黄緑が混ざっているものなど、自然界にある植物の色に近いものを選ぶと、よりリアルな印象を与えます。安価なものにはそういった細かい表現がなされているものは少なく、均一な緑色のものや、鮮やかすぎるものが多い印象です。

チープなフェイクを高見えさせる方法

ライティングを意識する

フェイクグリーンに強い直接照明が当たると、葉の表面に反射が生じ、プラスチックのテカリが目立ちやすくなります。これが安っぽさを強調してしまう原因です。そこで、間接照明の優しい光で陰影を作ることにより、細かいディテールを隠すことができるうえに質感も出すことができます。葉がシルクやポリエステルで作られているような製品ならライティングによる高見え効果は絶大です。大きな葉が特徴的なフェイクの場合でも、ビニールのような不自然な光沢感を隠すことができるうえに、葉脈の細かい表現もごまかすことが可能です。
注意点としては、ライトは暖色系のオレンジの光を使うようにしましょう。寒色系の光だと細部まではっきりと見えることで安っぽさが強調されるだけでなく、インテリア全体としても冷たい印象になってしまいます。

高い位置に配置する

フェイクグリーンは、近くでじっくり見られると、その人工的な質感やプラスチックの光沢が目立ってしまい、安っぽさが強調されてしまいます。しかし、視線より高い位置に配置することで、細かいディテールが見えにくくすることができるので安っぽさが目立たなくなります。さらに、高い位置に飾ることで、視線が自然と上に引き上げられ、部屋全体に奥行き感を与えられます。これにより、空間が広く感じられる効果があります。
安っぽく見えるフェイクグリーンでも、位置の工夫次第で、インテリアのアクセントとして使うことができますよ。

高い位置での配置例

垂れ下がっている植物などであれば、洗面台の上や食器棚の上から垂らすことで、おしゃれな雰囲気を演出できますよ。

鉢に植えられているデザインのものでも、背の高い棚の上に置くことで、日常的な視点からは避けられるので、フェイクの質感が気にならなくなります。

鉢・容器をこだわる

最後は、植物をいれる鉢や容器にオリジナリティを出す方法です。植物をインテリアに取り入れるときに、植物のデザインよりも大事なのは鉢やプランターとなる容器です。容器のデザインが観葉植物のテイストを決めると言っても過言ではありません。そこで、チープなフェイクグリーンをお気に入りのグラスや、陶器の器に入れてみましょう。先に上げた高見え方法と合わせて行うことで、効果は抜群に上がりますよ。適当に書いた絵でも一流の額に入れれば様になるのと同じ発想ですね。

本物をお持ちなら本物のと混ぜるのもあり

リアルな植物の中にフェイクグリーンを紛れ込ませると、本物かどうか見分けがつきにくくなりますよ。また、複数のインテリアアイテムとコーディネートすることで、空間にまとまりを持たせることができます。細かいアイテムを組みあせる難しさはありますが試す価値はありますよ!

まとめ

今回は勢いで買ってしまったチープなフェイクグリーンを簡単に高見えさせる方法を解説しました。まずは、容器を見直しましょう。容器が素敵ならそれだけでもう安っぽいなんて思わなくなりますよ。そのうえで、高い所に置くか、間接照明で演出すればフェイクの高見えは完了です。
すぐに実践できる方法ですので、読み終えたら早速鉢の代わりになる容器を探してみてくださいね。また、「失敗しないフェイクグリーンの選び方を教えてよ!」という方はこちらの記事も参考にしてください「失敗しないフェイクグリーンの選び方と購入ガイド:専門店から100円ショップまで徹底解説

それでは、また

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この記事を書いた人

インテリアが好きで、観葉植物にハマりました。
緑は好きだけど、部屋に土を入れたくないのでハイドロカルチャーやってます。最近では、フェイクグリーンの魅力に気づいてそっちにも夢中です。

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