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手間がかからない観葉植物として人気が高まってきているフェイクグリーン。最近ではクオリティがどんどんあがっており、遠目には本物と区別がつかないものも多くなってきました。商業施設やオフィスに取り入れられることが多く、みなさんも気づかぬうちに目にしていると思います。管理不要で手軽に緑を取り入れることができるフェイクグリーンの人気は、お部屋のインテリアアイテムとしても高まっています。
そんな、メリットだらけに思えるアイテムですが、デメリットを知っておかないと後悔することになるかもしれません。この記事では、今フェイクグリーンをお部屋に取り入れようと検討している方へ向けて、知っておきたい注意点を解説します。メリット・デメリットをしっかり把握して、満足いく選択をしてください。
フェイクグリーンのメリット
まずは、メリットのおさらいをしておきましょう。
管理不要
「水やり」「植え替え」「剪定」など、植物の成長に合わせて行うことは全く必要がありません。枯れる心配もなく、虫が湧くこともありません。
置く場所が自由
「日当たり」「換気」「乾燥」のように、植物の事を考えた環境要因を考慮する必要がなく、自分の置きたい所どこにでも配置することができます。
衛生的
植物を育てるのに必要な、土は湿気を含むため、虫の発生やカビの原因になります。フェイクグリーンならばその心配はなく、万が一食べてしまうようなこともないので、小さい子どもやペットがいる家庭でも安心です。
フェイクグリーンのデリット
メリットをおさらいしたところで、続いては本題であるデメリットを解説します。
デメリット1:リアルさの限界
どんなに高価なフェイクグリーンでも本物と並べて良く見れば違いがわかります。葉脈や枝葉の質感は遠目にはリアルに見えますが、眼の前で確認すればわかってしまいます。フェイクグリーンであることが後ろめたくなる本物主義の人には向いていません。どんなに精巧な物でも絶対に誤魔化しきれる保証があるわけではなく、「この植物、実はフェイクなの!」と堂々としていられるくらいの気持ちでいましょう。
とはいえ、安価な明らかなフェイクグリーンは部屋全体の質を低下させかねないので、ある程度品質が保証されているメーカーで購入するのをおすすめします。
デメリット2:経年劣化による色あせや破損
管理不要とはいえ、紫外線やホコリによる色褪せや変色は免れません。経年劣化が進むと葉が落ちたり、枝が折れやすくなったりと、古びてきて見栄えが悪くなります。経年劣化を少しでも防ぐためには定期的な最低限の管理は必要です。
おすすめの管理方法3つ
- 直射日光が当たらないところに置く
- 枝葉に紫外線防止の日焼け止めを散布する
- こまめにホコリを落とすなどです
こういった工夫をすることで長く、美しい状態を保つことができますよ。
デメリット3:費用対効果の問題
高品質なフェイクグリーンはもちろん値段が高く、存在感のある大きなものになると数万円するものがほとんどです。数千円で買える物もありますが、品質が低いのが現状です。大きなものになると尚更フェイク感が伝わってしまいます。そのうえ、経年劣化することを考慮すると、ずっと置いておける一生物というわけにもいかず、5〜10年(環境による)で買い替えると考えていいでしょう。
ただ、リアルグリーンなら経年劣化せず、ずっと置いておけるかというとそうではありません。リアルグリーンの場合は、手間と時間、お金もかかります。例えば以下のような点で費用と手間が発生します。
リアルグリーンの栽培にかかる費用と手間
- 日々の水やりの手間
- 樹形を保つための剪定の手間
- 成長に伴う植替えの手間
- 植物の状態によって使う活力剤や栄養剤の購入費
- 植え替えに伴う、鉢や土、肥料の購入費
上記に加えて、枯れてしまうリスクもあります。リアルとフェイクの費用面での優劣は高品質なフェイクを購入する事を考えても大差はないかもしれません。
導入前のチェックポイント:失敗しないためのポイント
それでは、フェイクグリーンをインテリアに取り入れるときの注意点をまとめます。
置く場所決める
高さや横幅が決まっているものが購入できるのがフェイクグリーンの最大のメリットです。部屋のどこに緑をプラスしたいのかを考えて、ジャストサイズの植物を選ぶようにしましょう。そのときにインテリアのテイストにあった樹種を選ぶのも忘れずに。専門サイトではサイズから植物を選ぶことができますが、サイズに気を取られて狭い選択肢から選ばないように気をつけてください。
メンテナンス道具も一緒に買う
購入のタイミングで一式そろえてしまいましょう。手間がかからないからこそ、設置したあとではメンテナンスを忘れてしまいがちです。道具を事前に揃えることで、「せっかく買ったんだから」と行動のきっかけになりますよ。
専門店で買う
1番重要なのが、専門店で買うということです。子ども部屋のような作り物感が雰囲気にマッチする特殊な部屋でないのであれば、専門店のクオリティを求めましょう。インテリアにおけるグリーンは目を引くものです。それがチープな印象だと、部屋全体がチープになってしまいます。せっかくお気に入りの家具で揃えたのに、フェイクグリーンで台無しにしてはいけませんよ。
購入先に迷われた方は、専門店をまとめたこちらの記事をお読みください。
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まとめ
引用:PRIMA Online
フェイクグリーンには本物にはないメリットがたくさんありますが、リアルさの限界や経年劣化、費用対効果などのデメリットも存在します。デメリットを理解したうえで、選び方や配置方法を工夫すれば、フェイクグリーンは素晴らしいインテリアアイテムになりますよ。
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